専門用語

 内輪の話で恐縮ですが、先日弊社に新入社員が入社しました。社会人としての経験はあるものの、何分初めての業界という事で覚えなくてはならないことが沢山あり色々と大変そうですが、有り難いことに頑張ってやってくれています。中でも、この産廃業界独特の言葉や社内だけで使用している用語を覚えるのが結構大変なのかなと見受けられます。 社内や業界のみで使用している専門用語や短縮語は、業務を円滑に遂行するためにどこの世界にも存在しています。当然その業界や社内では通用する言語ですが、対外的にはわかりづらい言葉だとも思います。

 先日、会社の営業車の名義変更をするために管轄の軽自動車検査協会に行った時の事です。自動車の名義変更をするなんて一般の人がするのもごく稀のことですし、軽自動車検査協会なる場所へ行くのも初めての事で何分不安だらけだったのですが、中で一番理解しづらかったのが専門的な用語での説明でした。担当の人が親切に説明してくれているのはよくわかるのですが、所々で専門用語を使われるので、素人の自分にはなかなか理解できませんでした。この時感じたのが、自分の仕事でも同じことが起こっているのではないか?という事です。弊社の業務は主に産廃BOXを使用して廃棄物を回収しますが、その産廃BOXの作業を「設置」「交換」「引上」の3種類の言葉で表現します。お客様の中には(箱はそのままにして)箱の「中身」である廃棄物を「引上」げて欲しいといった意味合いで「引上」と作業依頼される方もいらっしゃいます。この作業は私共の用語で言うところの「交換」の作業依頼なのですが、その際、「引上げではなく交換ですか?」と自分たちの使用している用語をお客様に押し付けるのもどうかと思います。自分が軽自動車協会で感じた事と同じことをお客様も感じさせてしまうのではないでしょうか。相手に不快感を与えることなくお客様の依頼を理解し円滑に事を進めるのが大切な事だと思います。

 そんなことも考えながら自分の行動に注意し、また、新人や後輩の教育に当たろうと考えた次第です。

(総務課 岩間)