ソメイヨシノ

 今年は春になっても寒い日が続きました。そのせいか、桜(ソメイヨシノ)の開花が遅れました。特に静岡県では、東京都よりも遅く例年比で平均10日ほど遅れたそうです。入学式の満開の桜・・という訳にはいかなかったみたいで残念でした。

 お花見でよく見る桜は「ソメイヨシノ」ですが、この品種は歴史も浅く、戦後に盛んに植えられ、一気に全国に広まったそうです。ただ、ソメイヨシノは病気に弱い性質を持っていて、折れた枝の切り口から菌が侵入したりして腐ってしまうこともあり、「樹の寿命が60年?」という説も根強くあります。また、種子で増える訳ではないため、新しい樹が自然に増えていくこともないそうです。戦後の復興のため植樹された樹が多いわけですから、70年経ったいま、全国各地のソメイヨシノが危機を迎えているというのもうなずけます。それはちょっとショックですよね。

 少しでもソメイヨシノを保護するために私たちが出来ることは、その根元をあまり踏んだりしないこと、枝を絶対に折らないことだそうです。環境を守るということは大げさなことではなく、ごく当たり前のことをすることなんだなと感じている春の日です。

 

(代表取締役社長 齊藤)