2017年を振り返って

 一年の締めくくりで、今年を振り返って思いつくことを述べさせていただきます。

 今年一番印象に残っているのは、トランプ大統領ではないでしょうか。単に大統領が変わったということではなくて、アメリカが世界をリードし支配してきたなかで、世界の中での日本の立ち位置が大きな転換点に入りつつあるきっかけとなると思わせる事象ではないでしょうか?

国際貿易の上でも、グローバル化が進んできた時代の流れが新しい段階に変わりつつあることを示しているように思われます。

 二つ目は、北朝鮮問題ではないでしょうか。これは戦後の東アジアがこれからどうなるのか?という点で、歴史的な意味を持つと思います。従来の東アジアの勢力図が新しい時代にどうなるのか。朝鮮半島の未来、中国の未来、ロシアやアメリカに関わって、日本の立ち位置が問われているのではないか。つまり、新しい東アジア・朝鮮半島を巡って周りの国々がどういう関わりを持つのか。それが問われていると思います。

 三つ目は国内の問題です。一番大きな事は、アベノミクスが5年経って今になって、働き方改革、教育の無償化、財政破綻その他大きな問題を抱えながら何かそれ以外に道がないように国民の目には映っていますが、問題の本質は何でしょうか?その象徴として、働き方改革の問題を考えてみます。結局、規制緩和、新自由主義の中で教育をさらに規制緩和によって新しい方向を出すかのようにされています。しかし、今の働く職場の現実はどうでしょうか?単に所得が伸びない、家計が豊かにならないだけでなく、働き方の上で過労死職場が全国に広がり、それは労働時間だけではなく精神面でも締め付けられているのが現実ではないでしょうか。日本の経済が、神戸製鋼はじめ、多くの企業で失速している現状を打開するには、現場の人たちの声を活かし、現場の人たちが自由に発想し、現場の人たちが働くことが楽しくなるような職場を作り上げることが鍵になると思います。企業の現場からの改革と同時に、一人一人がこの世の中で生きていくこと(働くことを含めて)が楽しいと思える時代を開くような働き方改革でなければならないと思います。

 もう一つ大事なこととして、教育の無償化が言われていますが、教育の現場は過労死職場と言われています。教育現場の働き方改革と同時に教育も豊かにすることが大事ではないでしょうか。私が聞いた話では、今の学校は子どもを教育するのではなく、子どもを預かる場所だと聞きました。今の学校は、先生には過酷な保育場であり、子どもたちは、勉強を塾でしています。この状況を社会はもっと真剣に見つめ直すことが必要だと思います。財政がいつまで保つか分からないなか、国民の税金で授業料を無償化するのではなく、「本当の次の世代の日本人を育てる」そういう改革が必要で、それは現場からしかできないし、地域社会から考える事が出発になると思います。

 長くなってしましましたが、このように2017年も多々考えてしまう出来事がありましたが、来年2018年は笑顔あふれる良い年を迎えたいと願うと共に、弊社もお取引先の方々に満足していただけるよう邁進してまいりますので、どうか来年も株式会社リサークをよろしくお願い申し上げます。

 

(営業  庄司)